ヴォー・ル・ヴィコント城

11/10/2016

フォンテンヌ・ブローから車で30分の場所に位置するヴォー・ル・ヴィコント城。17世紀に建てられたこの城は、あまりのその美しさに太陽王と呼ばれたルイ14世が嫉妬し、この城と同じ職人をひきつれてヴェルサイユ宮殿を建てたという逸話の残る名城です。

 

城の入り口に続く並木道を通り抜けると、貴族たちが馬車で城に向かっていた時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えるほどの風情。

ヴォー・ル・ヴィコント城の魅力は、なんといってもこの風情を独り占めできるような穴場スポットであるということです。他の有名観光地のように多くの観光バスが乗りつけるわけでもなく、人ごみもなくゆったりとした気持ちで訪問できます。

今回この他にも城の魅力について、 城のオーナーであるジャン・シャールさんに語ってもらいました。

 

ジャン・シャールさんは代々続く貴族の末裔で、幼い頃には城内に住み、兄弟とともに城の中を駆け回って遊んでいたといいます。

いまでも城の庭から続く森の中で狩りを楽しみ、彼の祖父の狩猟用の銃を今度は息子さんに引き継ぐことを楽しみにしているとのこと。さて、そのジャンさんが語ってくれた城の魅力を紹介しましょう。

 

魅力その① 「17世紀に建てられた当時の姿がほぼそのままであること」

フランスの城は、持ち主が変わる度にデザインを変えたり増設したりと変化しつづけることが多いのですが、ヴォー・ル・ヴィコント城は珍しくほぼ当時のままの姿を残しています。

 

 

魅力その② 「城と庭のハーモニー」

当時最高の建築士、技術者、そして庭園設計師を集結して作られたこの城は庭とのハーモニーを計算しつくされた構造になっています。

一番の絶景ポイントである一階貴賓室からの眺めは、城の基礎を一段高く持ち上げられたことによって実現。このほかにも城内どこからでも違った表情を見せる庭は時間を忘れさせてくれる美しさです。

 

魅力その③ 「年間を通してのさまざなイベント」

復活祭の卵探しや、17世紀の貴族衣装を着て当時のピクニックを楽しむイベント(子供や大人用の衣装は通常も貸し出し可)、夕暮れから夜にかけてのキャンドルライトや花火、クリスマスパーティー等、年間を通してさまざまなイベントを開催しています。特にオススメは5月〜10月の毎週土曜日に行われるキャンドルライトの夕べ。夜の城と庭の幻想的な雰囲気を味わうのに最高です。

 

フォンテンヌブローから気軽に行ける、知る人ぞ知る穴場のヴォー・ル・ヴィコント城、ぜひ一度訪ねてみてはいかがでしょうか。

 

ヴォー・ル・ヴィコント城のHP
(日本語サイトもあり)
http://www.vaux-le-vicomte.com/

 

テキスト&写真:中村 綾花

 

*写真左下(右側の男性):ジャン・シャールさん

インタビュー中、ジャンさんが40年来の常連さんに話しかけられる場面も。

 

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ヴォー・ル・ヴィコント城
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